深海のピラルク

深海の交差点で薄暗い電灯を頼りに歩く
どうかしているのは太陽の陽を浴びたからさ

深夜の坂道は急勾配の階段で駆け足で行く
どうでもいいことに街頭の灯が消えかけてる

ピラルクもう疲れたでしょう
少し休憩してはいかがでしょう
ピラルクはそれでも前を向いて
大きく深呼吸して歩き続ける

静かな深海の街中あの日の出すら白く光
どうしても果たせない約束があるのでした

賑わいを見せる深夜の路地裏いつ見ても陽は落ちない
どうしても許せない約束を破ることが

ピラルクその色はピンクで
覆われた鱗に感情が宿ってんだ
ピラルクは僕に優しくて
結ばれた鱗に言葉を話す

どうか…深海を渡る海の底でも生きられるよ
どうか…しても僕は今を生きるピラルクの様