悲しげ観覧車

観覧車の天辺に登るほら
太陽が輝いて見えたから
今居る時間を大切にしよ

左の方からの景色は見覚えがあんな
俺が過ごした街並み灯が灯る鉛色
振り下ろした拳に何が見える?
君の左目には何か見える?
俺は今居る皆が見えるよ!
だからもう後ろ振り返らないよ!
朝日が昇るその前に俺が太陽になるから

精一杯精一杯に君を抱きしめる
泣かないように泣かせないように胸に抱く
ゆっくりと登る俺たちは大切な時間と形になる
たった1度しかないならもう一回俺が機会作る
だからもう泣かせないよう

君には掛け替えない思い出があるから
背中合わせに話した春
海で貝殻拾う夏
2人で花火を見てた秋
寒さで抱きつく君の冬を思える
寂しい月が出てきた夜
そんな時には電話しよ
秘密な時間が作れる幸せ
俺には何回出来たかな?

手を合わせ手を握って君を連れて行く
笑顔で笑って欲しい俺の願いを轟かせる
もうじき終わりの降りが来て
寂しそうな顔をするから俺がここに居る事の意味
だからもう俯かないで

貴方って最初に言ってた呼び
口下手に話してくれる貴方
良い所言い合う必要な貴方
なのに

悲しげに悲しげに終わる観覧車
外は真っ暗だけど俺は明るく居る
最後にしないように機会作る
それは俺の約束だ
違わないように指切りをするから
もう泣かないで
精一杯精一杯泣くのを堪えてた
我慢して耐える人だって君は言う
「私の為に泣いてくれる人へ最後に
 一ついいですか?」
すると君は笑顔で「ありがとう」
君は安らかに眠るんだ…Ah〜
僕が最後まで強がった情けない本当の意味を…